4月21日 バコロドの稲垣ゼミ

キャンパス内に貼られている巨大なターポリンのポスター

稲垣です。

4月21日の朝に家を出てマニラ経由で深夜にフィリピンのバコロドに来ました。バコロドはビサヤ地方のネグロス島の中心地、私にとっては1992年にVIVA EXCONに参加して以来の思い出の地です。

4月23日からデ・ラ・サール大学バコロド校映像学科主催で行われるBacolod Workshopsで「Conceptual Art and Social Practice」という現代美術の講座を二週にわたり実施します。この講座は私の所属する法政大学国際文化学部で、美術を専門としない学生に現代美術を教えるために四苦八苦してきたことが基になっています。日本も同様ですが、美術大学などの専門家養成の学校にでも入学しない限り、現代美術について学ぶ機会はそれほどありません。

Moving Image 学部のオフィス

昨年のフィリピン滞在中には、フィリピン大学やカピス州立大学で同様のワークショップをしました。また、チェコの西ボヘミア大学でもワークショップを行なっています。Bacolod Worshipsで、幸いにも受講希望者はそれなりにいるようで、中心は美術に興味のある学生、絵画や建築などを専攻している学生と既にアーティストとして活躍している人たちのようです。

ワークショップに参加する人の何人かと会いましたが、期待も大きいようですので頑張っていきます。でも、ワークショップはあくまで実験の場、あまり頑張らない方がいいワークショップになるでしょうね。

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