April 23 新学期 New semester

こんにちは。4年の山本です。

私たちの大学も新型コロナウイルスの影響を受けています。活動内容が変更になったり対面の授業ができなかったりと、不安なことも多くあります。しかし、14名もの方が新しく参加されることになりました。賑やかになってとても嬉しいです。

毎週のゼミの時間にテレビ電話でミーティングを行います。またそれに加えて、各自で課題に取り組んで、その結果の共有をすることになりました。さまざまなアプリケーションも使っています。

Online class.
家だからといっても、声や顔は分かってしまうので気は抜けません。
さっそく課題が出ているので、終わったらそれについても書きます。

厳しい状況ではありますが、このような時だからこそ工夫して活動していきたいです。

今年度もよろしくお願いいたします。

I’m Hazuki Yamamoto, in the 4th grade.

Covid-19 impact our university, so we feel uneasy about activity contents.  For example, the content of the syllabus has changed and we must not go to university.  Nevertheless, 14 students have newly joined.  I was very glad.

Every Wednesday we hold a meeting with a television telephone application.  In addition to that, each student work on assignments and share achievements.  Also, we started using some new applications.

It’s tough situation, but I think that’s why we have to try hard.

March 24 卒業式 Graduation

2020年3月24日は法政大学の卒業式でした。新型コロナウィルス感染防止のため、規模を縮小しての式典で少し残念でした。

稲垣ゼミの4年生はなんと全員無事卒業できました!コロナ対策もあって秋学期終了後久しぶりに会いましたが、みなさん元気そうで何よりでした。

感染防止のためしばらくは落ち着かない日々が続きますが、皆様の社会人としての第一歩を陰ながら応援しています。

ご卒業おめでとうございます。

March 24, 2020


It is the graduation ceremony of Hosei University today. It was a bit disappointing at the ceremony to reduce the scale to prevent the transmission of the new coronavirus.

All the 4th graders at Inagaki Seminar have successfully graduated! We met for a long time after the end of the fall semester due to a measure for coronavirus, but everyone seemed to be okay.

To prevent infection, the days of restlessness continue for a while. However, we are supporting you as the first step as a member of society.

Congratulations on your graduation.

袴姿の3人
この日は来年度の国際文化学部パンフレットに掲載する写真のモデルをしました。

2020年度稲垣ゼミ履修希望者のみなさんへ

稲垣ゼミ履修希望の皆さんこんにちは!
今年度はコロナウィルス対策のために、演習選抜のプロセスが大きく変わりました。変更については学部のウェブページをよく確認しておいてください。学部主催のゼミ説明会がなくなりましたので、その代わりにゼミの活動内容をまとめたページを用意しましたので、是非ご覧ください。

稲垣ゼミの研究テーマは「コミュニケーションとアート」です。表象文化の研究を行い、成果として作品制作を実践します。異文化の人々と、様々な方法でコミュニケーションを取る方法を経験的に学びます。並行して、各自興味のある表象分野について学び、作品を制作します。SA先の人たちと、音楽、イラスト、ジェスチャーなど、様々なアートを通じて仲良くなれたという経験があると思います。国や言語の壁を越え、人と人をつなげる力を持つアートについて研究しています。

2019年度国際文化情報学会で発表したフェミニズムをテーマとした作品「太陽の楽園」

履修希望者の選抜プロセスについて

終了
3・4年生一次選抜
・シラバスとブログを読んだ上で、
・3月25日(水)までに下記のアンケートに回答してください。
https://forms.gle/yRKCpFGGTu35DZjh6
・3月26日(木)13時からGoogleハングアウトで面接を行います。当日午前中までに面接時刻をメールで連絡します。
・質問はメールでお問い合わせください。


終了
3・4年生二次選抜
・シラバスとブログを読んだ上で、3月31日(火)までに下記のアンケートに回答してください。
https://forms.gle/yRKCpFGGTu35DZjh6
・4月1日(水)13時からGoogleハングアウトで面接を行います。当日午前中までに面接時刻をメールで連絡します。
・質問はメールでお問い合わせください。

2年生選抜
・シラバスとブログを読んだ上で、3月31日(火)までに下記のアンケートに回答してください。
https://forms.gle/yRKCpFGGTu35DZjh6
・4月1日(水)13時からGoogleハングアウトで面接を行います。当日午前中までに面接時刻をメールで連絡します。
・質問はメールでお問い合わせください。

リーフレット

メンバー

稲垣ゼミでは年に2回外濠校舎1Fメディアラウンジで個人研究に関する展覧会を実施しています。

稲垣立男 Tatsuo Inagaki 国際文化学部教授

http://inagakiseminar.com/document/tatsuoinagaki/

4年生
山本葉月 Hazuki Yamamoto ゼミ長
細羽さやか Sayaka Hosoba
佐野時夫 Tokio Sano
海堀真生 Masaki Kaihori

http://inagakiseminar.com/document/ゼミのメンバー/

授業の教室と時間

BT0610教室
水曜日4-5限
※授業は2限分の時間を使います。

今年度(2020年)の活動予定

http://inagakiseminar.com/document/シラバス/

【共同研究】 
春学期:様々な実習を通して、表象文化全般について学びます。
秋学期:国際文化情報学会にて研究発表を行います。

【個人研究】 
共同研究と並行して取り組みます。各学期末に展覧会を開催します。

【ゼミ合宿】
現在以下の場所が候補地です。フィールドワークのトレーニングを行います。
国内 群馬県中之条町、福島県喜多方市
海外(海外フィールドスクールへの参加) バコロド市(フィリピン)、チェンマイ市(タイ)

タイ・チェンマイでのゼミ合宿 保育園でのワークショップ

【ぜんまい】
それぞれの個人研究に関連した10分程度のプレゼンテーションです。今年から英語スキルを向上させるため、英語でも行います。

【ブログ運営】
ゼミ活動の広報が目的です。全員の持ち回りで行います。今年度はぜんまいと同様、英語のスキルアップのため、日本語・英語での執筆を予定しています。

昨年度(2019年)の活動

春学期
・ワークショップ(クラッピング・ミュージック、パフォーマンス)

スティーブ・ライヒ作曲/手拍子のみの現代音楽「Clapping Music」の演奏に挑戦しました。
声のパフォーマンス・アーティスト山崎阿弥さんによるワークショップ
声のパフォーマンス・アーティスト山崎阿弥さんによるワークショップ

・美術館の見学

・中之条ビエンナーレ

群馬県吾妻郡中之条町で2007年より開催されている国際芸術祭「中之条ビエンナーレ2019」に作品を出展しました。

プロジェクト『Sulata vesi』
法政大学国際文化学部稲垣立男ゼミは、2019年8月に群馬県吾妻郡中之条町で行われた国際展「中之条ビエンナーレ2019」に参加し、作品展示を行った。私たちは、国際的アートユニットである「Sulata vesi」が「中之条ビエンナーレ2015」で実施したアートプロジェクトについて調査し、彼らの実施したワークショップや制作した絵画、映像作品の再現制作を行った。

会場となったのは中之条駅近くの空き店舗。
展示で使用したワークショップの映像

秋学期

・国際文化情報学会2019 年12 月7 日(土)

・インスタレーション部門(ゼミ全体のグループ研究として2作品応募しました。)
『太陽の楽園』(インスタレーション)
『Sulata vesiドキュメント』(インスタレーション)

・映像・パフォーマンス部門(個人研究として2人が応募しました。)
御厨智也「擬音語世界ー音の収集と再構築ー」(映像作品)
杉浦亜門「僕は今、水を無駄遣いしている。~パフォーマンスアートと記録の実践~」(映像作品)

・春学期個人制作展

7月10日 個人研究展覧会2019
春学期個人制作展の準備

・秋学期個人制作展

秋学期個人制作展の準備
個人研究(3年細羽さやか)
個人研究のプレゼンテーション

いかがでしたか?
さらに詳しく知りたい方は、この下の方↓のブログの記事を読んでみてください。

では、お会いできるのをお待ちしています!

1月15日 展覧会のふりかえり

こんにちは。3年の山本です。

個人研究の展覧会を無事に終えることができました。来てくださった皆様ありがとうございました。

今年最後のゼミは、片付けと作品の講評をしたのでそれについて書きます。

春学期の作品と関連していたり、中之条や学会で学んだことを生かしたり、新しい方向性を見つけたりと、それぞれ春学期とは異なった研究をすることができました。

講評では、他の人から感想や改善点を聞くことができて、参考になりました。先生からは今後の研究につながるようなアドバイスをいただき、個人的には次に何を作ろうかまた楽しみになりました。OBの方にも来ていただき、有意義な時間になりました。

個人研究展は学期末に行うので、来られなかった方はぜひ次回来ていただけると嬉しいです。

個人的には、既にさまざまな分野で活躍されている先輩方とゼミで一緒に活動できて、まだまだ足りないところが多いですが、少しは成長できたかと思っています。できないことや悩んだことも多くありましたが、最後の個人研究まで無事に終えることができました。中之条ビエンナーレで作品制作ができたり、学会で賞をいただけたり、目に見える成果も残すことができたので良かったです。

去年の3月、アートのことを何も知らないのに好奇心だけで説明会に行ったときのことを懐かしく感じます。来年度からは2年生も入ってくるので、後輩たちと一緒に、楽しくて有意義なゼミを作っていきたいです。

来年度もよろしくお願いいたします。

1月8日 展覧会の準備

こんにちは。3年の山本です。今年もよろしくお願いいたします。

2020年最初の活動となる今回は、個人研究展覧会の準備をしました。

学期のまとめである個人研究展覧会は、外濠校舎一階のメディアラウンジを1週間借りて行います。ゼミの時間を使って会場作りをしていきます。校舎に入ってすぐの場所なので、通りがかりの一般の方が観に来られることもあります。自分の好きな作品を制作できるので楽しいです。

学会に忙しかったこともあり、あまりゼミ中に個人研究の時間を取れなかったので、今回は各自冬休み中に進めていました。

床に直置きする人たち。
メディアラウンジでは壁に貼ることができず、作品の形も工夫しなければならないのですが、それを活かせると面白い作品ができると思います。
場所を決めています。
回によって平面作品が多かったりオブジェが多かったり、それぞれ状況が違うので、当日になってから相談することが多いです。
水を張っているようです。どんな作品になるのでしょうか?
今回はありませんでしたが、映像作品を後ろの壁に投影することもできます。
キャンバスもパーテーションに固定することができます。いろいろひっかけられるので、網は便利だと思いました。
準備中もついつい他の人の作品に見入ってしまいます。
準備が終わりました。
会場はこんな感じです。
照明を暗くしてもらって、普段と違う雰囲気になっています。

今回は先輩方の集大成となる大きな作品が多く、見ごたえのある展覧会になっています。水曜日の15時までやっているので、ぜひお越しください。

2019年度国際文化学部表象文化コース稲垣ゼミ秋学期個人研究展

2019年度国際文化学部表象文化コース稲垣ゼミ秋学期個人研究展
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎1Fメディアラウンジ
期日:2019年1月9日(木)ー1月15日(水)(但し1月11日(土)ー1月13日(月)は休み)
時間:12:00ー18:00(最終日は15:00まで)

学部ウェブサイト案内
http://www.hosei.ac.jp/kokusai/NEWS/zaigaku/200108_01.html

ご高覧よろしくお願いします。

12月18日 今年最後のゼミ

こんにちは。3年の山本です。

今年ももうすぐ終わりです。今年度のまとめである、個人研究に取り組む時期になりました。今回はそれぞれの案について発表しました。

久しぶりのぜんまいは4年生のあかりさんが担当でした。

アメリカのドラマ『LOST』を紹介していただきました。映画やドラマ好きのゼミ生が多くて、Netflixなどを使っている人がかなりいます。
自分は映画、ドラマの演出にすぐドキドキしてしまうので、あらすじを聞いただけで不安になってしまいました。

次回は展覧会準備なので、ぜんまいは今年度最後でした。色々な話を聞いて、知らないことを学べるのはとても楽しかったです。

個人研究の発表の前に、学会で審査員の先生に評価して頂いたシートをいただいたので、見ながら反省会を行いました。

PDFを見ながら話し合い。
外部の人から反応をいただくことができる環境は本当にありがたいです。同時に、学会という場に作品を出すことの難しさも感じました。

反省会ではさまざまな改善点を見つけることができて、有意義な時間になりました。来年度のゼミ生で話し合いはしようと思いますが、次回の学会や制作全体に生かしたいです。

反省会のあとは、個人制作案のプレゼンです。

個性豊かな3年生のプレゼン。
それぞれの得意分野を生かした作品ができそうです。
先輩方のプレゼン。
集大成ということで大がかりなものが多そうで、自分も観るのがとても楽しみです。今までやってこられたことからつなげたり、発展させたりした案が多かったです。

展覧会は1/8から1週間行います。なにかと忙しい年末年始ですが、計画的に進めたいです。

最初に書いたとおり、今回は2019年最後のゼミでした。去年の今頃はSAまっただ中だったということを考えると、時の流れは早いなと感じます。

中之条ビエンナーレ、学会、そのほかの活動を無事に終えることができて良かったです。来年はゼミにとってどんな年になるか、とても楽しみです。

12月11日 クリスマス

こんにちは。3年山本です。

学会の発表では、たくさんの方々に来ていただきました。また稲垣ゼミからは、映像部門で最優秀賞、インスタレーション・パフォーマンス部門で奨励賞をいただくことができました。ありがとうございました。学会については、また改めて投稿させていただきます。

今回は学会の打ち上げも兼ねたゼミ恒例・クリスマスパーティーを行なったので、それについて書きます。

ケーキ作りの様子。きれいに飾りつけるのは、意外と難しいです。

最初にケーキのスポンジを買ってきて、その飾り付けをしました。自分たちのぶんの他、いつもお世話になっている資料室・学部窓口の方々のために一つずつ作りました。

ケーキも作れるゼミなので、お菓子作りが好きな人も活躍できます。たぶん。
高校生の時は、大学のゼミでこんなことをするとは思っていませんでした。
完成です。ぶどうケーキとチョコケーキを渡します。左上はゼミ用です。
ゼミのケーキの土台は、3年の佐野くんが作ってきてくれました。

出来上がったので、資料室と窓口に届けに行きました。

資料室です。
学部窓口です。
お渡しした様子が学部のツイッターに載っています。

その後は、お菓子などを買ってきてパーティーをしました。

かなり豪華になりました。
学会で展示したものは、ビンゴ大会の景品として全て引き取られました。
楽しい時間を過ごせました。

12月7日 国際文化情報学会振り返り 展示の様子

国際文化情報学会での様子を紹介します。

「太陽の楽園」の展示中です。
映像部門の発表や学生審査員で抜けている人が多く、少ない人数で回さないといけなかったので大変でした。質問されることが多く、観に来てくださった方との対話は大事だと感じました。
疲れがみえます。
「Sulata vesiドキュメント」の準備中です。
中之条で行った時のような設備はないので、設置方法はそれぞれ工夫しました。
たくさん人が来たので、全員総出で説明しました。
審査員の先生方に説明中。
正直とても緊張します。来年は練習しておきたいなと感じました。
表彰式です。展示が終わってその日のうちにここまで行われるので、長い1日でした。
賞状をもらうみくりやさんです。
自分はゼミ長(10月に山本に交代しました)として賞状を受け取りました。
先生に囲まれたので緊張しました。
学部パンフレットの表彰式も同時に行われました。みくりやさんが賞をいただいていました。
おつかれさまでした!

学会はとりあえずひと段落しましたが、今年度最後の課題として個人研究・展覧会があります。切り替えて頑張りたいです。

展覧会は1月8日(水)〜15日(水)、外濠校舎1階のメディアラウンジで行われます。来ていただけると嬉しいです。

12月7日 国際文化情報学会振り返り 作品紹介

国際文化情報学会にて、稲垣ゼミからは映像部門に二つ、インスタレーション・パフォーマンス部門に二つ、計四作品出展いたしました。そのうち二作品賞をいただくことができました。

今回は、インスタレーション二作品を紹介させていただきます。

「太陽の楽園」

【約30個のオブジェ、映像3つから構成されるインスタレーション作品。それぞれ「表象」には一見関連性が見られないが、ある社会的テーマに沿って集められたものである。観客には「表象」との対話を通じ、そのテーマを推測してもらう。】

【最後にお渡しした冊子およびペーパーから、こちらのブログにアクセスすることができます。12月7日投稿記事に「ネタバレ」が載っているのでご覧ください。】

秋学期ずっと取り組んでいたのはこの作品です。かなり難しいテーマを扱うことになり、正直言うとやり残したこともいくつかあって(審査員の先生方からもご指摘がありました)反省点がたくさんあります。展示台の作成などやることがたくさん出てきて、計画的に進めるのが大事だということを実感しました。

結果には繋がりませんでしたが、大量の「表象」が並んでいる様子は圧巻でした。観てくださった方だけではなく作った側にも、様々な学びをもたらす作品になったと感じます。

「Sulata vesiドキュメント」

【中之条ビエンナーレ2019出展作品。アートユニット「Sulata vesi」が群馬県中之条町で行った活動及び制作した作品を調査し、再現。】

こちらは奨励賞をいただくことができました。また展示時間中にも多くの人が来られて、とても嬉しかったです。

一度行った展示ですが、会場が異なり学会という場での発表ということで、最終的にはかなり多くの部分を変更・ブラッシュアップしています。「太陽の楽園」と並行した準備はなかなか大変でしたが、結果に繋がり嬉しく思います。

中之条の雰囲気を都会である東京に運んできて、大学の方々に直接観ていただけたというのは、この作品にとって良いことだったと思います。

今年はインスタレーション作品を二つ出しましたが、どちらももっと詰められたり、足りなかったりしたところがあったと思います。賞はいただけましたが、稲垣先生も決して満足されているわけではなく、改善点はたくさんあります。今年の経験を来年に活かして、より良い作品を作れるようにしたいです。

観に来てくださった皆様、ありがとうございました。