April 23 Tuesday Impressionism to Dadaism(印象派からダダイズムまで)
April 24 Wednesday Conceptual Art / Dadaism(コンセプチュアルアートとダダイズム)
April 245Thursday Conceptual Art / Surréalisme(コンセプチュアルアートとシュルレアリズム)
April 26 Friday Performance / Instalation(パフォーマンスアートとインスタレーション)
April 27 Saturday Contemporary Music / Dance(現代音楽と現代舞踊)
April 29 Monday Art Project 1 / Relational Art(アートプロジェクトと関係性の美術)
April 30 Tuesday Art Project 2 / Social Practice(アートプロジェクトとソーシャルプラクティス)
まず私自身の自己紹介を兼ねて、昨年ロハス市で開催されたアートカンファレンス「VIVAEXCON CAPIZ 2018」の紹介をしました。元々VIVA EXCONは1990年にバコロドのアーティストグループ「Black Artist in AsiA」が始めたものです。また、私自身も1992年、2016年と昨年参加しています。
4月23日からデ・ラ・サール大学バコロド校映像学科主催で行われるBacolod Workshopsで「Conceptual Art and Social Practice」という現代美術の講座を二週にわたり実施します。この講座は私の所属する法政大学国際文化学部で、美術を専門としない学生に現代美術を教えるために四苦八苦してきたことが基になっています。日本も同様ですが、美術大学などの専門家養成の学校にでも入学しない限り、現代美術について学ぶ機会はそれほどありません。
昨年は一年間法政大学を離れ、フィリピン大学に籍を置いて主に現代美術教育の研究をしていました。大学での研究の一方で、VIVA EXCONのようなアートビエンナーレやアーティストインレジデンスAurora Art Residenceに参加しました。また、美術を専門としない子どもたちや学生への美術教育の研究のために、小学校から大学までの様々な年代の学校で、現代美術に関するワークショップを行いました。法政大での10年間の体験から専門教育ではない現代美術教育のカリキュラムの重要性を考え、その開発実験のために数多くのワークショップを実践しました。