稲垣ゼミは、毎週水曜日の午後3時から6時30分に法政大学市ヶ谷校地の某教室でいつも活動しています。
私たちの活動は、通常は「ぜんまい」と呼ばれる学生による個人研究に関連した10分間の口頭発表でスタートします。毎週違う学生が発表をすることになっています。その後ゼミ全体のチームとしての研究活動や、場合によってはIce breakerを行います。現在はこの夏に行われる中之条ビエンナーレで実施するプロジェクトのディスカッションが中心です。また、個人研究(個人で作る作品や論文)については、教員と学生がオンラインで研究内容をやり取りしながら進めています。
さて、5月22日は、そんな普段の活動から離れて全員で展覧会を見学することにしました。今回は六本木の森美術館で開催されている「六本木クロッシング」を見に行くことにしました。展覧会の概要はこちら。
なぜ森美術館なのかというと、1)比較的若いアーティストによるグループ展なので、年齢も近い学生の個人研究の参考になるように思われたこと、2)ほとんどの学生が森美術館にまだ行ったことがないこと、3)会期が5月26日までだったので最後のチャンスとなることなどが理由です。下記が展覧会の展示作品が紹介されているウェブサイトのリンクです。
事前に連絡してあったので、森美術館エデュケーターの白木栄世さんに森美術館のエスカレーター前のところで出迎えていただきました。(白木ありがとうございました。)
以下はフォトドキュメントです。
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作家名/作品名:飯川雄大《デコレータークラブ―ピンクの猫の小林さん―》
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。
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作家名/作品名:林 千歩《人工的な恋人と本当の愛-Artificial Lover & True Love-》
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。
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この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。
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実際にはもっと多くの作品が展示されています。
現代美術の展覧会は、一般の人々や学生が考えているよりも作品のスケールがダイナミックで、空間との関係が重要です。学生たちにはそう行ったスケール感、空間感も体感してもらえれば、と考えています。来週のゼミの時間に感想を聞いてみたいと思います。
ではまた来週!
(稲垣立男)